吹奏楽コンクールの賛否の議論は昔から出ていますが、腑に落ちないのは
「スポーツじゃあるまいし、音楽に勝ち負けなんて」という意見です。
これってスポーツファンの一面しか見ていないじゃないですか。スポーツにとって勝負・勝敗というものは
一要素にしかすぎません。勝負・勝敗が主目的であるならば、試合終了後の報道の結果発表だけで
事足りるはずで、試合場に足を運ぶ必要は全くありません。しかし運営が成り立つほどの人数が
試合場に足を運ぶのは、一体何故か。
勝負・勝敗だけでなく、プレイを見たいからこそ足を運ぶのです。
プレイヤーにしても確かに勝負・勝敗は重要な要素でしょうが、ただ勝てばいいってもんではない。
そこの文化・習慣が望む勝ち方ってものがある。それを無視しては支持はおぼつかない。
またスポーツは対戦もの、距離や時間を競うものだけではありません。
芸術スポーツといわれている体操・新体操・シンクロナイズドスイミング・トランポリンそのほか、
美を競う種目だってたくさんあり、きちんとルールで数値化の基準が定められているのです。
もちろん審査員の主観が大きく関わっているのは確かでしょうが、非公開ではない。
スポーツ=対戦、距離・時間競技という偏見にとらわれるのは、いつまで続くのでしょう。
(もう少し頭を働かせれば、コンクールは音楽に限らず、料理・演劇・服飾その他その他、あらゆるジャンルで
行われているのに、スポーツしか引き合いに出せないのは、やはり頭が固いからでしょうか)