昔の日本人を写した写真と現代日本人の写真を見比べてみると、顎がとても細くなっているのは
かなり有名です。その原因が食生活にあり、固いものを食べなくなり、噛む回数も減っているためだと
よく言われます。
また食べているものも、いわゆるジャンクフードと言われているような単純な味(その味を作るの事には
苦労しているのでしょうが)が好まれ、
「美味しい」という言葉の意味が「柔らかいもの」「単純な味」となってしまってきている、とも言われています。
さてさて、「音楽とは音を楽しむことだ」とよく言われますが、その「楽しむ」とはどんな意味なのでしょう?
ロックやニューミュージック、J−POPと言われているジャンルでは歌詞の力も大きいのですが、
リスナーは「上手く言えない私の気持ちを、なんでこの人はこんなにストレートに表現してくれるの?」と
驚き感激し、解ってくれる人がいる一体感にお金を払うわけですね。
つまり、一般人にはモヤモヤとして表現することが難しい感覚・感情の音化・音楽化が基盤の「音が楽しい」と。
これだと感情の「喜怒哀楽」全てが当てはまります。
「かっこいい・迫力がある」という耳障りの良さという意味での「音が楽しい」も、あるわけです。
管弦楽では前者はよくある話ですが、吹奏楽では後者しかないですね。
喜と楽は出来ます。哀は限られた範囲なら出来るでしょう。でも、怒は他人と共有できない。
吹奏楽は所詮、耳障りの良さを追求する音楽にすぎないのでしょうか。